桜新町をぶらり歩いて、文房具屋さんに出会った話
私用で桜新町をぶらぶらした。時間があるわけではなかったから、目的地に向かう前のちょっとの時間。
穏やかでいて古めかしいのに、どこか洗練された雰囲気のある素敵な街並み。
お金持ちが住んでいそうな感じする。
サザエさん通りを進んで行き当たる交番の左側、豚肉専門の料理屋さんがあって、豚肉好きなわたしはうっかり行きたくなってしまった。時間があるとき、またね。
ちっとも写真を撮れなかったから、今度は撮ってこようと思う。
さて、わたしはもとから、文房具、と言うものがすきなのです。
紙であったり、ペンであったり
定規やクリアファイル、はさみの素朴なデザインとかも。
中学生の頃はよく、お小遣いをもらうとちかくの商店街の文房具屋さんに行って、長いときには何時間もそこで、ならべられたペンの頭とか、売られている紙の肌触りなんかをたしかめて、結局、これ、と決めたひとつだけを握りしめて家に帰ったりしていた。
そんなわけで、桜新町、入り口からして素敵な文房具屋さんがあったら、入ってしまうよなぁ。
http://www.sakurashinmachi.net/asp/shop_dtl.asp?sk=94
名前はオリタさん。
地元の学生さんや、おじいちゃんおばあちゃんが入れ替わり立ち替わり、お店のいたるところにぎゅっとつめこまれた商品を眺めにきていた。
こんな素敵な文房具屋さんがちかくにあったら絶対通ってしまうなぁ、なんておもいつつ、とりあえず店内を一周。
小学生の必需品から、製図の道具なんかまで。
そのなかでどうしても惹かれた棚、
「日記」ですって。
おしゃれでかわいい、
いま、こんなにいろんな種類の日記が売ってるのね。
1年から5年日記や、おやすみ日記、しあわせ日記なんかも。
穏やかに続けられそうで、長持ちしそうな、やさしい紙のものばかり。
いや、これは欲しくなっちゃうよ〜
というわけで、
赤い表紙がすてきな「一年日記」を購入。
つい最近20歳になったから、せっかくなのではたちの一年を記録してみることにする。
なんだか、たくさんのしあわせが書き込めたらいいなあ。
素敵な文房具屋さんはどうしても立ち止まって入ってしまうし、お気に入りをひとつ握りしめて帰りたくなってしまうのでした。